2025.02.19UP
【食肉業界経営者向け】業界速報まとめ(2025/02/19)
皆様おはようございます。
本日(2025年2月19日)も、精肉店経営や食肉卸経営など、食肉業界の経営戦略に役立つ最新動向・ニュースを引用にてお届けします。
1. マルイチ産商、第3四半期決算で増収減益を報告
マルイチ産商は2025年2月17日、第3四半期(2024年10月~12月)の連結決算を発表しました。売上高は前年同期比で増加したものの、原材料費の高騰や物流コストの上昇などにより、営業利益は減少しました。同社は、今後の対策としてコスト削減や効率的な物流体制の構築を進めるとしています。
2. 日本の食肉市場、2033年までに474億米ドルに達する見込み
IMARCグループの最新レポートによると、日本の食肉市場規模は2024年に360億米ドルに達し、2033年までに474億米ドルに拡大すると予測されています。この成長は、可処分所得の増加や都市化、多国籍料理の普及などが要因とされています。特に鶏肉の消費が増加傾向にあり、健康志向の高まりが肉代替品の革新にも影響を与えています。
3. 牛マルキン、12月の肉専用種交付金は北海道のみで発動
農畜産業振興機構(alic)は、2024年12月の肉用牛肥育経営安定交付金(牛マルキン)の交付単価を公表しました。肉専用種の交付金は北海道のみで発動され、他地域では相場の上昇により交付対象外となりました。これは、年末の需要期に相場が上昇したことが主な要因とされています。
以上が本日の主な食肉業界関連ニュースです。
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