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2025.02.07UP

【食肉業界経営者向け】業界速報まとめ(2025/02/07)

吉田 圭良

吉田 圭良

コンサルティング事業部 食肉業界支援チーム
チームリーダー
シニアコンサルタント

Blog | Keisuke Yoshida

皆様おはようございます。

本日(2025年2月7日)も、精肉店経営や食肉卸経営など、食肉業界の経営戦略を練るうえで役立つ最新動向・最新ニュースを引用してお届けします。

 

1. 食肉加工業界、2024年の10大ニュースを発表

関西ハム・ソーセージ記者クラブは、2024年の食肉加工業界10大ニュースを発表しました。主なトピックは以下の通りです:

  • 大手4社がチルド物流研究会に参画
  • 上期増収基調も為替変動が利益を圧迫
  • 高価格帯ギフトのアイテム数が増加
  • 生産現場でSDGsの取り組みが進展

これらの動向は、業界全体の持続可能性や経営戦略に大きな影響を与えると考えられます。

2. 食肉業界の販売動向に関する最新報告

公益財団法人日本食肉流通センターは、2025年2月4日に最新の食肉販売動向を報告しました。牛肉では、輸入牛肉の販売環境が厳しい中、国産牛肉は昨年並みの販売を維持しています。和牛のモモやカタロース部位が堅調に動いており、特にカタロースは需要が高く、年末には追加発注を断る状況も見られました。一方、ロインなどの高級部位の国内需要は低調ですが、インバウンドやギフト需要を取り込んだ事業者は販売を伸ばしています。豚肉に関しては、昨年秋以降、枝肉相場の安定に伴い販売が好調となっています。

3. 2024年の食肉輸入、全畜種で増加

財務省が公表した2024年の貿易統計(確報)によると、食肉の輸入量は全畜種で増加しました。特に青果を中心に国産の不足感を受けて輸入量が増加する品目が目立ち、キャベツは前年比9割増、リンゴは7割増となっています。

4. IFFA 2025、食肉およびタンパク質産業の未来に焦点を当てる

IFFA 2025は、AI、ロボティクス、センサー技術などの最新技術を活用し、食肉およびタンパク質加工業界の未来に焦点を当てることを発表しました。これらの技術革新は、業界の効率化や品質向上に寄与すると期待されています。

5. 伊藤ハム米久ホールディングス、社長交代を発表

伊藤ハム米久ホールディングスは1月17日の取締役会で、代表取締役の異動を決定しました。新たな経営体制の下、グループ理念とビジョンの実現に向けて取り組むとしています。

以上が主な食肉業界関連ニュースです。

これらの情報を精肉店舗経営や食肉卸売業の活性化等、経営に具体的に活かす方法や、同業他社の業績アップ事例を詳しく知りたい場合、最新セミナー情報をぜひチェックしてみてください。(セミナーは不定期開催です)

また、食肉業界の時流適応・マーケティング・集客等に関するセミナー・講演会等のご依頼・ご相談は随時承っております。お気軽にご連絡ください。

MAIL:k.yoshida@rerise-consulting.com

吉田 圭良

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