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2025.02.21UP

【食肉業界経営者・EC店長向け】食肉EC業界速報まとめ(2025/02/21)

吉田 圭良

吉田 圭良

コンサルティング事業部 食肉業界支援チーム
チームリーダー
シニアコンサルタント

Blog | Keisuke Yoshida

皆様おはようございます。

本日(2025年2月21日)も、精肉店や食肉卸企業など、食肉業界のネットショップ経営を考えるうえで役立つ食肉EC業界の最新動向・最新ニュースを引用にてお届けします。

  1. プリマハム、自社ECサイト「竹岸ハム商会」を強化

    プリマハムは、2023年12月に自社ECサイト「竹岸ハム商会(https://eshop.primaham.co.jp/)」を開設しました。

    このサイトは創業100周年に向けたファン作りの一環として位置づけられており、受注生産のロースハムなど、高級志向の商品を取り扱っています。

    特に注目すべきは、1キログラムあたり税込10,800円の受注生産ロースハムです。この商品は、国産原料を使用し、添加物を極力抑え、職人の手作業で仕込まれるなど、品質にこだわった一品となっています。注文から納品まで1~2カ月を要するものの、50歳以上の男性を中心に支持を集めています。購入者の多くは、家族との食事を特別なものにしたいと考える層であり、高品質な商品の需要が高まっていることが伺えます。

    また、「竹岸ハム商会」では、一般向けの商品も取り扱っており、例えば、人気のポークウインナー「香薫」と新商品のセット販売など、自社ECサイトならではの限定商品も展開しています。さらに、業務用の「ロングタイプポークウインナー」は、小規模な飲食店やキッチンカー運営者からの需要が増加しており、「ピザ窯で焼いてもウインナーの皮が破裂しない」と高い評価を得ています。

    プロモーション面では、2024年12月に公式Instagramアカウントを開設し、商品の魅力や食べ方の提案など、積極的な情報発信を行っています。プリマハムは、今後10年間でEC売上100億円を目指し、高級ブランドとしての認知度向上と販売促進に注力しています。

  2. フランス、植物性由来食品への肉製品名称使用を引き続き許可

    フランスの国務院は、植物由来の食品に対して「ステーキ」や「ソーセージ」などの肉製品名称の使用を引き続き認める決定を下しました。

    これは、植物性代替肉市場の拡大と消費者の関心の高まりを背景に、業界の発展を促進する動きといえます。一方で、消費者の混乱を避けるため、製品表示の明確化や適切なマーケティングが求められています。

 

以上が本日の主な食肉EC業界関連ニュースです。

これら情報をお肉のネットショップ経営へと具体的に活かしていく方法や、同業他社の業績アップ事例を掘り下げて知りたい場合、最新セミナー情報をぜひチェックしてみてください。(セミナーは不定期開催です)

また、食肉業界の時流適応・マーケティング・集客等に関する、セミナー・講演会等のご依頼・ご相談は随時承っております。

お気軽にご連絡ください。 MAIL:k.yoshida@rerise-consulting.com

吉田 圭良

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