2024.04.24UP
SNS広告の真偽
炎上中のSNS広告について
最近、何かと話題のSNS広告ですが、ついに訴訟まで起こされる事態になっていて、これに対しての回答内容がさらに炎上を生むという悪循環。
広告の使われ方次第で、印象は大きく変わります。
まずこの数字を見てください。
『SNSを閲覧している中で、1日あたりの広告接触回数が多いと感じるか』という質問に対して、『非常にそう感じる』が46.8%、『ややそう感じる』が27.9%で、両方合わせると実に74.7%を占める結果になっています。
これはインターネット調査をZ世代(18~26歳)100名以上にとったアンケートの結果です。
この方々にさらに踏み込んで『1日に最もよくみる広告の種類』について聞くと以下のような結果になっています。
1位:映画、音楽などのエンターテインメント(21.6%)
2位:美容、衣料、家電などのショッピング(14.4%)
3位:スマホやアプリなどのテクノロジー(10.8%)
4位:健康、フィットネス(7.2%)
5位:食品、飲料(4.5%)
この結果はとても意外でした。
なぜなら、私のSNSにはほとんど食品関連の広告ばかり流れてくるからです。
これは普段いろんな食品通販サイトを見ているから、ターゲティングされているためで、普段見ているサイトから勝手に分類分けされているのです。
このアンケート結果では色んな結果が出ていますが、ほとんどSNS広告に対して悪い印象を持たれています。
理由は高い順に『過剰な購買煽り』『表示頻度が多い』『表現が過剰』となっています。
これは冒頭で述べた投資詐欺に有名人の写真を勝手に使われている例と近しいですね。
唯一の違いはその広告バナーに有名人の写真が入っているという信用訴求が入ることで信用してしまった人が多数いるということ。
逆に印象が良いものとしては『短時間でインパクトがある』『広告のクオリティが高い』となっています。
要するに過剰、過度な広告は嫌われて、適切に印象に残るような広告を出していればウェルカムなのです。
ここからわかるのはバナーを見て信用あると判断してもらえれば、本来狙っていきたい客層には刺さるということです。
もちろん、SNS広告をひとまとめに悪いと思う客層もいますが、だからといってSNS広告は一切出さないとはならないですよね。
メルマガでも良く質問される『頻度高く送ると嫌われないですか』に対しての答えと一緒で、たとえ0.1%が離脱してもその数以上の売上を確保出来れば問題ないのです。
新規を獲得するためのSNS広告も一緒で、やる前から広告をいっぱい出すと嫌がられないかを考えるより、まずは配信してみて、反響が悪ければその対策を打ち、再度配信したのちの改善を繰り返して制度を高めていくので、最初から正解などないのです。(もちろん投資詐欺のようなだます広告は論外です)
SNS広告をやったことがない場合はまずチャレンジです!
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リライズコンサルティング株式会社
中山 崇 Takashi Nakayama
E-mail: t.nakayama@rerise-consulting.com
オフィシャルHP: https://rerise-consulting.com
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