2025.06.09UP
メルマガの質か量どちらを優先させるべきか
「メルマガをきっかけに取った行動があるか」
この質問に対し、興味深いアンケート結果がでていました。
中小企業向けDX支援サービスを提供するライトアップ社とメッセージプラットフォームを提供するユミルリンク社が約1,100人に対して行った調査では
・WEBでクーポンを利用する(47.6%<前年比5.8ポイント増>)
・気になった商品やサービスをWEBで購入、申し込み(40.5%<前年比4.2ポイント増>)
・気になった商品やサービスの情報をWEBやSNSで検索する(38.1%<前年比2.2ポイント増>)
といった具合にメルマガがきっかけで情報をさらに調べにいったり、購入まで行く人の率が増えています。
これはリライズコンサルティングのご支援先でも同様のことが言えます。
というのもネット通販事業は名簿ビジネスというのを過去10年以上言ってきており、メルマガきっかけの購入者数を増やそうと思うと母数を増やすのが一番早いのです。
なぜなら1回のメルマガ作成に1時間かけて渾身のものを作っても見られるかどうかわからないのがメルマガのデメリットでもあるからです。
見られるかどうかわからないものに気合いいれて作るより10分で考えたものを6回送った方が間違いなくユーザーへ届く数(リーチ数)は増えますし、購入数も増えます。
もう1点興味深いのは「商品購入やサービス利用を検討する際に企業・ブランドの公式アカウントやWEB媒体の中で最も信頼できると感じるものは?」という質問に対し、
16.3%でメルマガが一番多かったのですが、2番目は意外にもインスタやLINEではなくYoutubeだったのです。
しかもメルマガと僅差の16.2%という数字です。
サイトにある情報を一から読み込んでいくより動画形式で端的にまとめてある方が伝わりやすいです。
実際、私は企業のYoutubeを見ることはあまりないですが、よく記事に出てくるような情報はWEBページではなく、動画で見るようにしています。
そのため、Youtubeで情報を探すというのは理解が出来ます。
ただ、Youtubeというのはバナーに比べると制作にも多くのリソースを割く形になるため、小さな会社ではなかなかそこに時間を割くのは難しいでしょう。
まずは獲得したメルマガユーザーへ購入を促すだけでなく、情報を発信するという観点で量を発信していくことが大事です。
質より量を優先させて最低でも週2回の配信は行っていきましょう!
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リライズコンサルティング株式会社
コンサルティンググループ WEB広告運用チーム
チーフコンサルタント
中山 崇 Takashi Nakayama
E-mail: t.nakayama@rerise-consulting.com
オフィシャルHP:https://rerise-consulting.com
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