2024.11.07UP
北新地の高級寿司屋さんは何を頑張るべきなのか?
こんにちは、中口聡明です。
妄想の業績アップコンサルティングシリーズです。
本日は、事務所からもそこまで遠くない
大阪の繁華街 北新地にある高級寿司屋さんについて考えてみようと思います。
まず、業績アップといっても、様々な手段があるわけですが、
当然、リスクは少ないに越したことはないでしょう。
ですので、基本的には飲食店の事業単位での検討を行う場合は、
リスクの小さい順に業績アップインパクトがどれだけあるかの検討を行うとよいでしょう。
飲食店(既存事業)の業績アップ
テイクアウトによる業績アップ
デリバリーによる業績アップ
ネットショップによる業績アップ
当然、リスクが大きいほど、業績アップインパクトは大きいわけです。
ただ、ここの市場と競合、自社の得意なことがあるわけで、
そのことを加味して検討を進める必要があります。
前置きが長くなりましたが、
結論として、北新地にある高級寿司屋さんが取り組むべき事業は「デリバリー」です。
理由としては、市場に需要はあるが、競合が少なく、飲食店の強みを
そのまま活かせる事業であるためです。
具体的には、北新地には多くの寿司屋が存在しています。
実際、Googleマップでざっくり検索しただけでも、以下のように状況です。
ここでそもそも寿司屋として成り立っているだけでも十分すごいことですね。
では、上記の店舗の宅配サービスを確認すると、
宅配サービスを行っている店舗が0店舗、テイクアウトが2店舗。
寿司の宅配というところでは競合は存在しないようです。
ニーズについても考えてみると、自宅で食べるなどのニーズは土地柄無いでしょうが、
夜のお店も多いわけですから、宅配をしてお店で食べるというニーズはありそうです。
どんな商品を提供するかですが、
もちろん、お寿司をそのまま宅配をしても良いでしょうが、
お持たせなどのニーズをとりたいことと、
一般的な宅配寿司のイメージからは差別化したいので、
海鮮ちらし寿司のようなスタイルで提供するのが良いでしょう。
単価は問いませんが、小ぶりサイズの取り扱いは必須ですね。
そして、デリバリーサービスを使うのも良いですが、
多少リスクをとってでも自前配送を活用して、
安っぽさは払拭していくべきですね。
そうなると集客が肝心になってきますが、
これは泥臭くいくべきです。
ポスティングや、近くのお酒を扱うようなお店に挨拶に回るなど。
それ以外にも、テイクアウト、ネットショップがありますが、
テイクアウトは、どのニーズに対応するのかイマイチ見えにくいこと。
ネットショップでは、見栄えなど問題もあり、冷凍ずしの販売は難しいこと、
海鮮ちらし寿司でネットショップへ適合させたとしても、
商圏が大きい分競合も多く、一筋縄ではいかない予想が立ちます。
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