2025.06.04UP
人生初の食べ物の評価の仕方
人生初の「ビーフストロガノフ」
ビーフストロガノフ専門店が出来たらしいのでどんな料理なのか写真も見ずに好奇心で行ってみました。
牛肉を使うということは名前からは想像つきますが、テレビなどで見たことあるのはハヤシライスのような茶色なソースですね。
ただ、あれば日本人の口に合いやすいようデミグラスソースを使っているだけで、本場ロシアではサワークリームを使うようで、写真のように白いのです。
似たものとしてハッシュドビーフがあり、うちの夕食でも良く出ますが、あれもトマトやデミグラスソースとなるため色が異なります。
ではこの今まで食べたことがないものの味の評価は難しいですよね。
私が好きなラーメンの場合だと、ラーメンの中に塩・醤油・とんこつ・味噌・鶏白湯などがあり、それぞれのカテゴリーでたくさんのお店があり、それぞれ味が異なるため優劣をつけることが出来ます。
一方でこのビーフストロガノフはこのお店自体が美味しいのか、普通なのか、不味いのか比較する他のビーフストロガノフの対象がないためとても難しいです。
そもそも料理自体が自分の口に合うものかどうかという点からの評価になります。
私の例に例えるとどれだけ評価が高い貝やキノコ料理を出されても個人としては不味いに分類されてしまいます。
そうなると期待値より上だったか、期待値通りか、下だったかの評価となります。
結論から言うと今回の料理は下でした。
良く言えば、普通といったところでしょうか。
期待値を上回れないとよっぽど感動的な味でない限りリピートは難しいですね。
では専門店として成り立つのかという点でいくと、こちらもなかなか難しそうな数字が出ています。
まず、日本に他にビーフストロガノフ専門店があるかをchatGPTで調べると唯一あったお店がわずか1年で閉店をしています。
また、検索ボリュームをみると60,500と一見多く見えますが、おそらくほぼレシピ関連でしょう。
実際、「ビーフストロガノフ 店」「ビーフストロガノフ 通販」「ビーフストロガノフ 専門店」は0~40という低い数字です。
ここからわかるのは、この料理を専門店として求めている人は少なく、かといって作ろうとしている人は一定数いるわけなので、まったく認知度がないわけでもないため店舗の一メニューとしてある分には成り立つでしょう。
他のお店でも展開出来ると思ったポイントはメニューは1種類であるにもかかわらず券売機のボタンは複数あり、ルーとライスの量を4段階に分けて選べるという点。
また、一番良かった点はライスの量も店員さんが「並の量は某牛丼やの並と同じ量です」という非常にわかりやすい例えでした。
グラムで言われても普段おうちで食べているご飯一杯のグラム数なんて知らないですし、相手にわかりやすいものに例えるというのはネット通販でもどんどん使っていきましょう。
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リライズコンサルティング株式会社
コンサルティンググループ WEB広告運用チーム
チーフコンサルタント
中山 崇 Takashi Nakayama
E-mail: t.nakayama@rerise-consulting.com
オフィシャルHP:https://rerise-consulting.com
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