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2025.06.17UP

〇〇賞受賞に意味はあるのか #2

中山 崇

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Blog | Takashi Nakayama

〇〇賞受賞に意味はあるのか #2

〇〇賞受賞について先週、食品業界で使えるものを紹介するとしていましたが、本日はそちらを共有しますね。
賞の名称 主催・運営団体 特徴・対象
モンドセレクション ベルギーの民間団体 世界的だが、日本国内でもよく使われる受賞歴。品質や味を評価。
iTQi(国際味覚審査機構) ベルギー 世界的な味覚賞。日本の企業も多数受賞。
ジャパン・フード・セレクション 日本フードアナリスト協会 食品業界最大級の民間食品評価制度。フードアナリストが審査。
にっぽんの宝物グランプリ にっぽんの宝物事務局 地方発のユニークな食品や加工品を評価。
ご当地グルメグランプリ 各自治体/民間企業連携 地域の特産品を用いたメニューで競う。
全国菓子大博覧会 全日本菓子協会など 約4年に1度開催。和洋菓子の大規模展示・表彰。
優良ふるさと食品中央コンクール 一般財団法人食品産業センター 加工食品の技術・品質向上を目的とした賞。農水省後援。
農林水産祭(天皇杯・農林水産大臣賞) 農林水産省 優れた農産物・加工食品を表彰。天皇杯対象もあり。
日本野菜ソムリエ協会認定商品 野菜ソムリエ協会 ヘルシー志向の商品などの認定。
食べるJAPAN美味アワード 一般社団法人ChefooDo 味やものづくりに優れた日本国内の食品の発掘・認知向上・ブランド化を支援
日本パッケージデザイン大賞(食品部門) 日本パッケージデザイン協会 食品そのものではないが、食品のデザイン評価。
ざっと挙げるとこのようなものになりますが、小さいものを入れるともっとあると思います。
特に上2つは世界的な賞になりますが、知名度もあるため挙げました。
ただ、調べていて思ったのは以前あったような賞がなくなったり、形態を変えたりとコロナ後以降で大きくシフトしています。
写真は先日、大阪の守口の百貨店で催事をしていた時に購入したもので、上の賞にあるものでグランプリ受賞をしっかりパッケージでもうたっていました。
この賞はただ審査に出すというわけでなく、自社商品のフィードバックであったり、いろんな情報を得る場でもあり、賞ひとつをとっても取ることが目的なのか、
純粋に評価をしてもらうのかなど目的によって変わってきます。
自社の商品は何目的で出品するのかを見極めたうえでそれぞれエントリーして箔をつけましょう!

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