2024.11.19UP
テイクアウトを始める前に「立地」と「客層」を整理しよう
こんにちは、中口聡明です。
飲食店×ネットショップコラムの第五回目の掲載です。
前回は、飲食店が取り組む3つの事業として、「テイクアウト」「デリバリー」「ネットショップ」であるとお伝えしました。
「テイクアウト」で対応できるニーズを整理してみましょう。
まず、すべての事業者が同じように「テイクアウト」を始めても当然うまくいくことはありません。
当然、立地×客層によって、求められる商品も異なってくるわけです。
立地は「郊外」「繁華街」「オフィス街」があり、
それぞれの立地で取るべき客層は異なります。
「郊外」であれば、ファミリー層、ビジネスマン、
「繁華街」は、単身、ビジネスマン、
「オフィス街」は、ビジネスマンあたりが主な客層となります。
このときに提供するべき用途は違います。
ファミリー層であれば、ディナー、惣菜、
ビジネスマンには、ランチ、弁当、
単身者にはランチ、ディナー、弁当・惣菜が求められるものでしょう。
とある郊外にある焼肉店では、店舗で販売していたスープをネットショップとテイクアウトで提供を開始したところ、ネットショップはもちろん、テイクアウトでも順調に売上を伸ばしていきました。
主な客層はファミリー層で、冷凍商品であったため、店舗の味をご自宅でストックといった具合でしょう。
立地、ターゲットによって提供するべき商品は変わってくるわけですから、まずは整理することから始めましょう。
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