2024.08.13UP
エターナルホスピタリティグループー2024年7月期第2四半期決算
こんにちは、中口聡明です。
本日はみんな大好き鳥貴族のエターナルホスピタリティグループです。
3月に発表された第2四半期決算資料を見てみましょう。
では、早速。
売上高
2024年度:20,046百万円(前期比131.3%)
2023年度:15,266百万円(前期比186.5%)
2022年度:8,184百万円(前期比75.5%)
営業利益
2024年度:1,661百万円(前期比358.4%)
2023年度:362百万円(前期比ー)
2022年度:-1,856百万円(前期比-152%)
営業利益率が前期から2.4%→8.3%へ改善
販管費の対売上比率は68.3%→60.9%
一般管理費のうち、給与手当が以下。
2024年度:1,830百万円(対売上比率:9.1%)
2023年度:1,729百万円(対売上比率:11.3%)
主力事業は拡大はしているものの、給与手当の膨らんでいないため、
販管費の比率が下がっているようです。
従業員数
正社員
2021年7月: 830名
2022年7月: 851名
2023年7月: 890名
パート、アルバイト
2021年7月: 1,446名
2022年7月: 1,919名
2023年7月: 3,087名
パート、アルバイトを増やしていることがわかります。
店舗数
鳥貴族 635店舗(6店舗出店、3店舗退店)
貴族パートナーズ 3店舗(テスト店舗)
TORIKI BURGER 2店舗
やきとり大吉、他 498店舗(2店舗出店、7店舗退店)
鳥貴族既存店売上
コロナ前比較で客単価が10%ほど上昇
要因
①値上げ
2024年5月に値上げを実施、税込360円→370円
②フェア、高価値商品の展開
日本の一次産業感謝!応援メニューを展開。
ブランド鶏の数量限定提供を実施したことが客単価アップに繋がっている。
③企画メニュー
「鶏はらみ×翠ジントニック」のように、食べ方、飲み方提案も接客的にすすめており、
こちらも客単価アップに繋がっている。
鳥貴族の新規出店
国内未進出エリアへの出店
鹿児島、徳島、石川、宮城へ新規出店
鳥貴族公式アプリ
アプリリリースから約一年で累計ダウンロード数は61.5万人を突破。
まとめ
売上高も拡大も重要ですが、営業利益率の改善がすすんでいます。
主な要因はふたつで、
正社員数は維持しつつ、パート、アルバイトの積極採用で人件費を抑えたことと、
主力事業の鳥貴族を中心に付加価値を高める企画、メニューで客単価アップを実現したことが挙げられます。
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