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2024.08.11UP

B-R サーティワン アイスクリームー2024年12月期半期決算

中口 聡明

中口 聡明

Blog | Toshiaki Nakaguchi

こんにちは、中口聡明です。

 

世間はお盆休みに突入にしましたね。

少し時間も取れる時期なので、新しく決算情報から業績状況を読み取ってみようと思います。

 

さて、初回はサーティンワンアイスクリームの024年12月期半期決算資料から。

 

売上高

2024年上半期 14,198百万円

2023年上半期 11,262百万円

前期比126.1%

 

営業利益

2024年上半期 1,521百万円

2023年上半期 805百万円

前期比189.0%

 

1店舗当たり売上高

2024年上半期 28百万円

過去最高を記録

 

売上高、営業利益、店舗当たり売上高がどれも好調。

既存点売上も34ヶ月増加を達成。

 

重要事項

コラボレーション

「すみっこぐらし」「ドラえもん」「名探偵コナン」とのコラボレーションで新しい客層の獲得。

 

デジタル化

予約受付を取り入れたモバイルオーダーを推進。

会員制アプリ「31Club」の会員数が830万人を突破。

会員の購入額は売上高の36%を占める。

非会員と比べて、購入額が30%以上高い。

 

販売拠点拡大と時代に合わせた店舗展開

販売拠点数は1,420ヶ所(前期同期末から73ヶ所増加)

従来から指示がある商業施設への出店は新規商業施設を中心に強化を継続。

時代に合わせた持ち帰り専門店「ToGo店舗」も主要都市を中心に20店舗へ到達。

学生食堂、社員食堂、野球場や行楽地、水族館やサービスエリアなどへの出店も強化(ポーションカップその他販売拠点)し、363ヶ所。

台湾、ハワイなど海外店舗は28店舗。

 

店舗イメージの刷新を進める

店舗の全面改装を78店舗で実施、新デザイン導入店は新店舗を含めた623店舗。

 

まとめ

コラボレーションなどを中心に来店の機会を積極的に作っていることと、

販売拠点の増加、時代に合わせた店舗づくりで業績は好調。

アプリ会員のモバイルオーダーが非会員に比べて購入額が30%以上と見習うべき点も多い。

 

 

中口 聡明

中口 聡明

コンサルティング事業部 WEBマーケティングチーム
経営コンサルタント

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