こんにちは、中口聡明です。
先日、東京へ出張した際に、百貨店でランチを食べましたが、とんかつ定食が2,500円。
味わっていただきましたが、場所が違うだけで価格も大きく変わってきますね。
今回は、値決めの話です。
皆さんは商品の価格を決める時にどのような方法を取りますか?
値決め一つで売上、利益も当然変わります。
できるだけ高い価格をつけたいところですが、売れない価格では話になりません。
そんな値決めですが、3つの考え方があります。
①コストベースプライシング
製造コストに利益を上乗せして価格を決める方法です。
②競争志向プライシング
競合製品を考慮して価格を決める方法です。
競合商品に対して価格優位性を持ちたい時に重視します。
③バリューベースプライシング
顧客が自社商品に感じる価値を基準に価格を決定する方法です。
市場のニーズと価格のバランスを考慮して最大利益を目指します。
この3つの考え方どれか一つに依存して価格決定をするのではなく、3つの考え方をもとに適正な価格を決定することがベストでしょう。
なんとなくで値決めをしてしまいがちですが、その後の売り上げに直結する話ですので、ぜひ適正価格を選択できるように3つの考え方を意識していきましょう。