2018.10.30UP
データの出どころ
「外食・通販大幅に悪化」という小見出しが昨日の新聞に出ていました。
どういうことかとよくよく見ると消費関連企業の景況感などを聞く「日経消費DI」の10月度調査で
訪問販売・通信販売がマイナス20という結果だったという。
まず、訪問販売と通信販売を同じジャンルで見てよいものなのか。
対面で営業をするのとWEB上で営業をするのとでは大きな違いがありそうですよね。
また、マイナス20という指標程そんなに悪くなっている感じはしないのですが、回答企業についてみると
わずか6社だけでの判断だということで本当にその6社が訪問販売、通信販売を代表するような企業なのかと
疑問に思います。
データは切り取り方によっては良くも悪くも見せることができるため、諸刃の剣ではあると思いますが、
通販会社も自店のアピールのためにネットショップでは正しい数字を掲載するようになってほしいと感じます。
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リライズコンサルティング株式会社
中山 崇 Takashi Nakayama
E-mail: t.nakayama@rerise-consulting.com
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