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2025.09.03UP

新語

中山 崇

中山 崇

コンサルティンググループ WEB広告運用チーム
チーフコンサルタント

Blog | Takashi Nakayama

【ゼロクリック検索】【Google Zero】

このキーワードは以前こちらで挙げていたAIによる自然検索流入減のことを端的に表したキーワードです。

 

以前から何度も伝えているように近年、生成AIの進化により、消費者が商品を検索する際にGoogleなど以前からある検索エンジン(検索窓)を介さず、ChatGPTなどのAIツールの回答から直接情報を得ることを「Google Zero」と言い、注目されています。

これはGoogleの検索結果ではあるものの「AI Overviews」によって、いわゆる「ゼロクリック検索」が増加し、サイトへのクリックが減少する動きのことを指しています。

2025年に入ってからこの傾向はさらに顕著で、Adobe社によるとAmazonプライムデー期間中の生成AIからのECサイト流入数が2024年比でなんと3300%も増加したという事実があります。

また、7月には前年同月比で4700%増と、生成AI経由のEC流入は異次元の成長ですね。

このような状況ではEC事業者には従来のSEO(検索エンジン最適化)に加え、「GEO(生成エンジン最適化)」への対応が求められます。

これも以前の記事で挙げた通りです。

また、アメリカの例になりますが、ジュエリーを扱っているKendra Scottという会社は、生成AI対応した記事を自社サイトに8,000ページ追加したことで生成AI経由の流入が年間トラフィック数の5%を占める

 

今までSEOで他社に勝ってきた会社が出来る対策のひとつとしては流入量を減らさないように広告出稿量を拡大するということです。

ネットで物を買うショッピングに繋がるキーワード検索では現状ではAIが発動しないことがわかっていますので、ここでカバーをする必要があります。

ただ、今後AIが出した答えに広告を差し込むことも検討されているようなので、またそれに対する対策をする必要性が今後は出てきますね。

 

進化のスピードが速いWEB業界においては情報が非常に大事です。

広告一つを例にしても、例えばGoogleのP-MAX広告の検索語句(ユーザーが実際に検索したキーワード)が静かに実装されていたり、この一つの小さな機能で出来る分析と対策が大きく変わります。

これらを自身のお店の運用しながら情報を掴むために様々な記事をみたり、それを分析・対策するとなると本業がおろそかになってしまいます。

そのため、我々が関わっている売っているお店というのは基本的に専門分野は専門の会社に任せているのがほとんどで、メリットはスピードです。

外注費がかかるからと全てを内製化に進むのはもっと後段階の話で、スピードをお金で買って、そこで浮いた時間は自分たちの事業としての拡大に時間を使ったり、商品力アップに使うべきで、まずは丸投げするところから考えていきましょう!

 

 

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リライズコンサルティング株式会社

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