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【食肉業界経営者向け】業界動向速報まとめ（2025/03/03）
皆様おはようございます。
本日（2025年3月3日）も、精肉店経営や食肉卸経営など、食肉業界の経営戦略を練るうえで役立つ業界の最新動向・最新ニュースをお届けします。
1. 高齢者・介護向け食品展示会「メディケアフーズ展2025」開催
2025年2月26日から28日までの3日間、東京ビッグサイト東1ホールにて第17回「メディケアフーズ展2025」が開催されました。 この展示会は、高齢者食・介護食の専門展示会として国内最大規模を誇り、全国から約70の食品メーカーや配食サービス業者が参加しました。出展対象品目は、高齢者食、介護食、嚥下食、治療食、栄養調整食、給食・業務用食材、宅配食、調味料、食品添加物、機能性素材、厨房設備、調理機器、配膳設備、食器、栄養管理ソフトなど多岐にわたりました。 特に、食肉加工メーカーのニッシン・グルメビーフ（大阪市）は、骨の合成促進や免疫機能向上に役立つ栄養素を摂取できるよう加工した国産牛・豚肉商品を紹介しました。この商品は、細かい針を刺して筋を切ることで柔らかい食感を実現し、高齢者の健康維持に貢献することを目指しています。
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2. 3月1日の「豚の日」に合わせたキャンペーン
総合食肉業の株式会社大商金山牧場（山形県）は、3月1日の「豚の日」に合わせたキャンペーンを2025年2月27日より開始しました。 今年で3回目となるこのキャンペーンでは、数量限定商品『米の娘ぶた春色ロースギフト』（税込3,500円）を自社オンラインショップで販売しています。このセットには、春をイメージしたロースのしゃぶしゃぶ用や、山形県産の原料にこだわった「赤ワイン味噌」「大吟醸酒粕味噌」の味噌漬けが含まれており、先着5名には特別なプレゼントも用意されています。「米の娘ぶた」は、2013年の食肉産業展で最優秀賞を受賞し、過去10年間の最優秀賞銘柄で競った「グランドチャンピオン大会」では初代グランドチャンピオンに輝いたブランド豚です。国産の飼料用米と乳清（ホエー）を配合した飼料を食べ、山形県金山町の「米の娘ファーム」でストレスをかけずに育てられており、肉質がやわらかく、かむたびにうまみがあふれるあっさりとした甘い脂身が特長です。
3. 食肉業界の販売動向について（2025年2月報告）
公益財団法人日本食肉流通センターは、2025年2月に食肉業界の販売動向に関する報告書を発表しました。 この報告では、2024年4月から適用された働き方改革関連法による時間外労働時間の上限規制が食肉物流に与える影響や、物流の効率化に向けた取り組みが紹介されています。具体的な施策として、配送ルートの最適化や共同配送の推進、IT技術を活用した在庫管理の効率化などが挙げられています。また、労働力不足に対応するための自動化技術の導入や、従業員の労働環境改善に向けた取り組みも報告されています。これらの施策は、今後の食肉業界全体の効率化と持続可能な発展に寄与することが期待されています。
以上が本日の主な食肉業界関連ニュースです。
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