2023.11.27UP
希少≠旨い
希少な食べ物=高価であり旨い
世間一般的にそう思われていますが、希少性と旨さは等しくありません。
もちろんそれぞれ、希少な食べ物が好きな人もいらっしゃいます。
例えば連れていってもらった高級中華店で出た燕の巣であったり、フカヒレは連れて行ってもらっている手前「美味しい」と言っておかないといけない雰囲気がある気がしてならないのです。
あとはそこに希少性ということも加味されて、なんとなくおいしいだろうという先入観も入ります。
日本ならではの食べ物の中にも希少なものや効果なものもあります。
松茸、すっぽん、最近では年々価格が高騰している鰻もそれに含まれるのではないでしょうか。
鰻専門店で食べるような鰻重は並でも3,000円~4,000円が一般的になっており、実際うなぎ100gあたりの値段は14,5年前と比較すると2~2.5倍に高騰しているのです。
もはや高級食材になった鰻ですが、それを蒲焼き以上に手間暇かけて串料理として出しているお店は少ないですよね。
高騰した鰻にさらに付加価値を付けて他社との差別化で串にするということは戦略としては非常に有効です。
きちんと工程かけた分を価格に転嫁して、対価をいただくことが出来るからです。
もちろん、その手間暇かける製造のこだわりなどがユーザーに伝わらないと意味もないため、ネット通販ではページ内で訴求を行うのです。
それが手作りなのか、機械なのかによってもユーザーの受け取り方は変わるので、希少≠旨いは人の味の好みも入ってくるため、希少=高付加価値という点はしっかり訴求していきましょう。
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リライズコンサルティング株式会社
中山 崇 Takashi Nakayama
E-mail: t.nakayama@rerise-consulting.com
オフィシャルHP: http://rerise-consulting.com
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