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2024.01.10UP

【商品企画】全く新しいものでもなく、3つの組み合わせでもなく、2つの組み合わせで新しいものを作るべし

大久保 貴広

大久保 貴広

コンサルティング事業部 WEBマーケティングチーム
経営コンサルタント

Blog | Takahiro ookubo

【商品企画】全く新しいものでもなく、3つの組み合わせでもなく、2つの組み合わせで新しいものを作るべし

こんにちは。

趣味で作詞作曲をしていて、

sunoAIと色々なAI使って曲とPVを完成させようとしている大久保です。

 

今回は、商品企画について。

 

急ですが、

昔オリジナルでロックバンドをしていたとき、

一緒にライブをしていた先輩バンドのおっちゃんから言われたことがあります。

 

「オリジナルバンドをするなら、ジャンルを混ぜるのは2つにしなあかんよ。

 そうせんかったら、何がしたいか分からへんくなる。」

 

当時15歳でしたが、この言葉は衝撃でした。

たしかに私の知っているロックバンドで大ヒットしたバンドは、

「既存ジャンル」を極めるバンドか、

「2つのジャンル」を掛け合わせたバンドが多いように感じました。

 

※このジャンル、というのはその時代に既に認知されている属性のようなものです。

 

これは、企画段階、「誰に」「何を」売っていくのかということを考えるときの、

「何を」に該当する商品においても重要な考え方ですね。

 

例えば、「高級食パン専門店」というのがありますが、

「高級〇〇専門店」×「食パン」と捉えることができます。

 

「高級食パン専門店」の盛り上がる前に

「高級〇〇専門店」×「食パン」×「ヴィーガン」

の専門店をしようとすれば、よくわからない、ということです。

 

ただし、

「高級食パン専門店」というジャンル?の認知が一定量に達した時、

「高級食パン専門店」×「ヴィーガン」

として、「2つのジャンル」の掛け合わせとして成立する、

というようなイメージです。

 

また、「2つ」であっても、聞いたことないモノの掛け合わせは難しいです。

例)「高級」×「ジャボチカバ 」は、分かりづらいですね。

 

※ジャボチカバ ・・・聞いたことない果物とGoogle検索すると最上部の記事に出てきた果物

 

そして「ジャボチカバ専門店」をするのであれば、

「既知」×「既知」のコンセプトメッセージで、

ベネフィットや特徴を説明すべきでしょう。

 

「ぶどうのような甘みに

 ライチのような爽やかな香りがする

 絶品フルーツの専門店」

のような文章です。

 

イメージは掴めましたでしょうか?

 

名前を付けにくいのですが、

「全く新しいものでもなく、3つの組み合わせでもなく、2つの組み合わせで新しいものを作るべし」

という、自分としては非常に重要な考え方です。

 

余談ですが、

私たちの知る動物の多くが、

父と母、という2つの個体から子を生みますね!

 

この性質から進化の過程で上記「2つ」の認識という閾値が成立したのか、

「2つの掛け合わせ」が普遍的に重要なのか、

全く関係のない偶然なのか、

わかりませんが、

「親は2人原則」と名付けておきます!

大久保 貴広

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