2023.11.25UP
作り手の罠:キャッチフレーズ編
こんにちは。
最近車酔いしやすくなってきたので、酔い止めを持ち歩く大久保です。
今回は、やや怖いタイトルですが、作り手についてです。
お客様にとって「買いたくなる」訴求というのは、
「こだわった内容」ではなく、「こだわったことによってお客様に起こること」です。
かなり簡単に言いましたが、「提供価値」より、「顧客享受価値」の方が刺さりやすいということです。
こういったことを考慮し、私はいつもコンサルタントという立場から、
キャッチフレーズなどを提案します。
メーカー、飲食店などの作り手にとって、
その商品の紹介をしようとする場合、
「こだわった内容」の情報量、思い入れが多く、
どうしても、「厳選素材〇〇使用」、「特殊な〇〇技術で」、
「丁寧に手作業で作った」などのキーワードが前に出やすくなります。
青汁であれば「全然苦くない!」
肉であれば「旨味たっぷりなのに胸焼けしない!」
など、ターゲットとするお客様が気にすることにコミットするような文章で
訴求するほうが、お客様にとってわかりやすいです。
※コラーゲン、など、一般のお客様でも嬉しくなる提供価値もあります。
今、一番オススメは、「お客様の声」をそのまま広告などのキャッチコピーに使ってしまうことです。
超具体的で共感しやすく、反響率を上げやすいです。
すぐに活用できるので、お客様に喜ばれているポイント
(お客様にとってわかりやすい自社の良いところ)はどんどん前に出したいですね!