2024.07.07UP
何が「時流」であり、何が「トレンド」なのか?
こんにちは。中山裕介です。
先月、6月13日(木)は「第1回食品業界経営戦略セミナー」でした。
「時流を伝え、経営者の経営戦略立案をサポートすること」を目的とした、
リライズコンサルティングの謝恩セミナーとして開催しました。
結果、174社217名の方々にご参加いただき、大盛況となりました。
ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました!
来年は9月に開催を予定しておりますので、
予約がスタートしましたら、
こちらのブログでもご案内させていただきます。
さて、私の講演の冒頭でもお伝えした通り、
世の中の物事は大きく3つに分類することができます。
1.原理原則
2.時流
3.トレンド
原理原則は「不変のルール」ですから、「守る」ことが基本戦略です。
時流は3~5年スパンで移り変わるものであり、
この変化は中長期的に続くことから「乗る」ことが基本戦略です。
トレンドは一過性のブームであり、
1年以内でほぼ消滅することから「無視する」ことが基本戦略です。
つまり、「原理原則は守り、時流には乗り、トレンドは無視する」ということです。
最近では、様々な出来事が複合的に勃発しています。
「新型コロナウイルス感染症」「円安」「物価高」「人手不足」…。
そんな中で、
「何が時流であり、何がトレンドなのか」に戸惑いを感じる方も多いでしょう。
新型コロナウイルス感染症のようなパンデミック、
円安のような日米の金利差による一時的な値動き、
これらはトレンドです。
新型コロナウイルス感染症は既に落ち着いていますし、
円安についても徐々に落ち着いていくでしょう。
しかし、物価高や人手不足はトレンドではありません。
今後も中長期的に続いていく時流です。
つまり、これらには「乗ること=対応すること」が求められるのです。
35年間で物価が2割しか上昇していない日本において、
今後も物価高は続きます。
人口減少&高齢化社会に突入している日本において、
今後も人手不足は続きます。
2024年はこれらの時流適応について、
共に考え、共に挑戦する年にしましょう!
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