2021.09.22UP
その答えこそ、「理念」であり、「使命」でしょう。
こんばんは。中山裕介です。
今日は急遽予定が変更となり、珍しく1日事務所にいました。
今更ですが…、私は経営コンサルタントというだけではなく、
会社の経営者であることを改めて思い出しました…（笑）
さて、「DX」について。
「DX」とは、デジタルトランスフォーメーションのこと。
「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、
データとデジタル技術を活用して、
顧客や社会のニーズを基に、
製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、
業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、
競争上の優位性を確立すること。」
これが、経済産業省の定義となります。
注目度が高いため、
様々な会社がDXを軸に広告宣伝を行い、
自社のサービス導入を促しています。
しかし、考えてみてください。
DXは「手段」であって、「目的」ではありませんよね？
つまり、重要なことは「何のためにDXするのか？」のはずです。
DXと近い言葉にIT化がありますが、
IT化が効率化を目的としているのに対し、
DXはビジネスモデル自体の変革を目指して行われるものです。
何のためにDXするのか？
何のためにビジネスモデルを変革する必要があるのか？
その答えこそ、「理念」であり、「使命」でしょう。
どんな理念を持ち、どんな使命を果たすのか。
それを体現するためにビジネスモデルを変革するのであり、
ビジネスモデルを変革するためにDXするのです。
技術革新が進むにつれ、より根源的なものが問われる。
今問われているのはDXのやり方ではなく、
より根源的な「存在価値」だと考えた方がいいですね！
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