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2023.11.29UP

船井流正攻法から学ぶ、「力相応一番原則」

大久保 貴広

大久保 貴広

コンサルティング事業部 WEBマーケティングチーム
経営コンサルタント

Blog | Takahiro ookubo

船井流正攻法から学ぶ、「力相応一番原則」

こんにちは。

最近、チョコザップでの15分ランニングで明確に体力の向上が見られる大久保です。

 

今日は、船井幸雄さんから学んだ「力相応一番原則」について紹介です。

 

こちら、STP(セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング)戦略と似ていて、

企業が持てる力において、1番になれるよう、商圏、客層、商品を絞り、

そこで一番になろう、というものです。

 

非常に重要なことですね。

 

WEB上には商圏という意味では地域が分かれていないので、

STPのセグメントのSのうち、客層・商品の絞り込み方だけでも非常に多様になっています。

(趣味志向、ライフスタイル、取り扱う商品の一貫したコンセプト等)

 

ただ、本を読んでるうちに、

「力相応一番原則」には、この考え方だけではなく、

実はもう一つ重要な主張を発見しました。

 

それは、「そのセグメントにおける過剰な投資(リソースの集中)はすべきでない」

というメッセージがあることです。

 

要は、企業の社会性として、「マスメリット」を追求すべきだと。

そして、「1番」になることが重要であって、

そのセグメントで「10の力」で1番になれるのであれば、

「100の力」を使うべきでない、

ということです。

 

ここまでは、ほぼ記載されていることですが、

力を節約して他のことに投資するか、セグメントを広げて更に上のカテゴリーで戦うことですね。

 

これは、特定の市場で上手くいっている(上手くいきたい)企業においても、

非常に重要なメッセージであり、私としても、ぐっと心が引き締まりました。

 

理想を追求し、「実力」をつけ続けることは尊敬されがちです。

また、上手くいっているところは、注目が集まりがちです。

ただし、その研磨や育成も、セグメントによっては、

「過剰な浪費」として、「マスメリットの最大化を怠る社会悪」だといえるということです。

 

「力相応一番原則」は、簡単なようで学びが多く、奥深いですね!

大久保 貴広

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