2024.02.17UP
ミーハーって奥が深い
こんにちは。
京都へ向かっている大久保です。
先日、社内会議で、
ミーハーの反対語ってなんだろう、
と考えたときに、違う意味の言葉が複数出てきました。
私はその時、ミーハーは複数の軸にまたがる言葉だと考えました。
例えば、
こだわりが外部にあるか内部にあるか、
短期的に変わりやすいか、変わりづらいか、
という2つの軸で考えるとわかりやすいです。
そうすると、EC事業の観点からは
ミーハーは、以下のように仮説を立てました。
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■こだわりの変動スパンは短期
・・・「流行っていること」が重要
→トレンド活用、タイミング狙い撃ちでCPOを下げられる
→流行客なので早々に離脱しやすく、LTVは低い
■こだわりは外部にある
・・・自分が本質的にどうなるかではなく、
「周りからどう思われるか」の方が重要
それを買うことで「センスが良い」と思われるような、
「〇〇されたい系訴求」でCPOが下げられる
また、LTVを上げるには、共通のコミュニティを作り、
常に「〇〇を続けている自分」を誰かに見られる環境を作ることが有効である
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上記が、私の仮説です。
LTVを最大化することはどうしても難しいですが、
g単価等を気にしないので、
初回購入から高付加価値(高粗利)商品の反響率を上げやすいです。
またこの仮説では、
リピート率をあげる場合は、
以下が重要です。
・○回お届けが前提のプログラムにする
・アンバサダー制度を導入し、コミュニティ化、外部からの新しい刺激を与え続ける
・権威付けを繰り返し、「信者化」を狙う
最後に、ミーハーも、部分的、連続的な性質です。
実際に私も、時や場合によってミーハーであり、玄人信者であり、気まぐれであり、職人でもあります。
なので、
「ミーハー」と言われる人が100%ミーハーということでないです。
ターゲット(仮説)とする客層セグメントに一定数の接点量(分母)を担保した上で仮説の精度や施策の善し悪しを判断するべきです。
仮説段階では、「極端化」が分かりやすくオススメですが、マーケティングする上では「度合い」の問題であることを認識して行きたいですね!