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2023.12.11UP

「怒り」の正体

大久保 貴広

大久保 貴広

コンサルティング事業部 WEBマーケティングチーム
経営コンサルタント

Blog | Takahiro ookubo

「怒り」の正体

こんにちは。

最近朝トレで追い込みすぎて、仕事では思わないのに、

「明日ランニングしたらもう土日か~」

という不思議な感情になっている大久保です。

 

今回は前回の「笑い」に続き、「怒り」についてです。

 

「笑い」の正体

 

「笑い」に対して、「怒り」はまだ単純なものだと考えています。

実際、「アンガーマネジメント」のプロは、笑いのプロよりも、

自分に対しても他者に対してもミス率が低そうな印象です。

 

今回、動物的な意味はなんとなく面白くなさそうなので、

「どうして起こってしまうか」という側面で考えを書いてみます。

 

ちなみに、おまけでBingの回答も貼っておきます。

 

アンガーという単語は、ラテン語の「angere」という単語から派生したもので、元々は「押し込む」という意味でした。2 また、英語の「angst」という単語やドイツ語の「Angst」という単語とも関係があります。3

アンガーという単語は、人間の感情やコミュニケーションにおいて重要な役割を果たします。アンガーは、不正や不満に対して自分の権利や価値を主張するために必要なエネルギーを与えます。4 しかし、アンガーは、過度になると自分や他人に害を及ぼすこともあります。5 そのため、アンガーを適切にコントロールすることが大切です。6

アンガーという単語に関するさらに詳しい情報は、以下のリンクをご覧ください。

 

いつも生成AIを踏み台のように使って恐縮ですが、

私は、「怒り」というのは、下記の条件が全て成立して初めて成り立つものだと考えています。

 

・条件1:現実に期待を裏切られたとき

 かつ

・条件2:自分の知性では怒る以外にどうしようもないとき

 かつ

・条件3:対象を見下しているとき(自分に差し迫る恐怖が小さい)

 

こう書くと、「怒り」を悪者にしているようですが、全くそうではありません。

 

例えば、お子様(守るべきもの)が道路に飛び出たとき怒る、というのは、

自然に条件3つを満たします。

 

どこかの教育業界の著名な方(忘れてしまいましたすみません。)が、

「指導の場で怒るのは、肉体的な危機がある場合以外無意味」と仰っていましたが、

むしろ肉体的な危機から子供を遠ざけるために場合に他にどうすべきなんだと思います。

 

ひとまず「指導」は置いておいて、

私は「怒らないこと」がかっこいいいとか1mmも思いませんが、

怒らないもっとも根本的な解決は、「期待を下げる」ということです。

 

「期待」を下げずにアンガーマネジメントを頑張っている人を見ると、

はっきり言って何をしているんだと思います。

 

「とんでもない不運にあった場合はどうなんだ」という反論が出てきそうですが、

「不運に合わないという期待」すらも弱める、ということです。

幸運もあれば、不運もありますよね。

もちろん、全てに悲観しながら生きるとか、

隕石が落ちることを気にしながら生きるとかそういうことでもありません。

 

本当に納得できなくて、知的な対処ができない場合は怒れば良いと思います。

 

さらに言えば、例えば「怒る」ことが頻発するくらいの高みを目指す挑戦をすることは、

とてもかっこよいことだと思っています。

 

私が思うアンガーマネジメントとは、

「怒りたくないときではなく、怒りたいときに怒る」

です。

 

せっかく怒るエネルギーがあるなら、納得できることに怒りたいですよね!

 

これは「笑い」とは違って少しは役に立っていることです。

 

 

 

大久保 貴広

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